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1999年にマライア・キャリーが始めて全米初登場1位を逃がし、太ってしまったことがその原因かなどとワイドショーでも騒がれたことがあったが、その週全米1位を獲得していたのがなんと我らがレイジアゲインストザマシーンなのである。マライア・キャリーも相手が悪かったと言えるだろう。結局本作は500万枚を超えるヒットアルバムになり、日本でも20万枚を超えている。レイジはいくら儲けても、金を脂肪には変えない。
基本的には1stと2ndの良い所をまとめたという印象の出来映えで、「キャッチーでポップになってしまった」などと皮肉を書く音楽ライターも多かった。しかし何度か聴き込んでみると、レイジアゲインストザマシーンとは思えないほどメロディアスで空間的な演奏によるヒップホップ「mic
check」や、もろMC5な「sleep now in the fire」、人力テクノとも受け取れる「ashes in the fall」など、新しい方向性を出して来たおかげで曲にバリエーションが増え、それをキャッチーになったと受け取ってしまったのだと思う。相変わらずの絶叫をしつつも、より変則になってリズム隊に絡みつくザック・デ・ラ・ロッチャのラップ。ファンキーながら、合間合間に上手く複弦を入れメロディアスな空間を作るベース。温故知新なレイジアゲインストザマシーンの魅力の集大成とも言える力作だ。
余談だが、日本版のみ収録の「no shelter」は映画「GOZZILA」エンディング曲。日本でも「guellirra
radio」は異種格闘技「PRIDE」のテーマソングになっている。
2003/02/11
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