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来日記念盤として、日本でのみ発表された貴重音源の編集アルバム。当時「世界最強のライブバンド」という枕詞で必ずと言っていいほど形容されたレイジアゲインストザマシーンであるが、このアルバムは必死で貴重音源を集めてきただけの編集盤といった感じで、こもった音質のものが多くどうしてもレイジアゲインストザマシーンのライブのダイナミックさを体感することはできないし、当然オリジナルを超える出来のテイクも見当たらない。また曲順の構成も詰め込み的な感が強く、最初にアッパーな曲を持って来ず、1曲目がBullet
in the headで2曲目がSettle for nothingというのも首を傾げるところである。どちらかといえばコレクター盤に近いものがあるので、レイジアゲインストザマシーン入門者には「Rage
Against The Machine」という初期のライブを編集したビデオの方をお薦めしたい。
ざっとオフィシャルアルバムでは未収録だった曲について、以下に解説しておこう。
06.Black
steel in the hour of chaos
パブリックエナミーのカバー。People of the sunのシングルに収録の未発表ライブ音源。この音源ではチャックDがMCでザックと競演している。07のZapata's
bloodのイントロとして本作では挿入されている。
07.Zapata's
blood
レイジアゲインストザマシーンのライブではもはや定番と言っていい曲であるが、オフィシャルアルバムには未収録。同じくチャックDが参加している。
09.Hadda
be playing on the jukebox
未発表曲というよりは、ビートニクの詩人アレン・ギンズバーグの詩の朗読という構成。シングルBulls on
parradeに収録されている。
10.Fuck
the police
N.W.Aのカバーで、言わずと知れたヒップホップの名曲。N.W.Aというよりは脱退後のアイスキューブの持ち曲といったイメージが強いかもしれない。オリジナルとは異なる演奏に注目。
11.Darkness
シングルKilling in the nameに収録。メロウなイントロから一気にザックリとしたヘヴィ・ファンクに突入する曲で、後のレイジアゲインストザマシーンには珍しいテイストと言える。意外にコアなレイジファンには密かな人気があるが、ライブでは披露されたことがない。
12.Clear
the lane
お約束といって良いトムのサイレン音で幕を明け、スティーヴィー・サラスっぽい典型的80'sミクスチャーロックがサビに続く。トムのギターソロや回転の速いザックのラップは聴き応えあり。
2003/05/17
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