1990年結成。インディーズで"HUMANITY"リリース収録曲「HUMANITY」「ラ・ラ・ラ」を筆頭に人間のエゴをむき出しにした楽曲を多数収録。この頃ははまだパンク色が強い時代で、パンクロックが好きだった僕に取っては衝撃的な1枚。91年ビクターよりメジャーデビュー。現在までアルバム11枚をリリース。現在はBass:TAKESHIを中心に地に足を着けた意欲的な活動が多く日本での活動はもちろん、海外でも其の評価は高く、LIVEは常に日米でもSOLD OUT。英Kerrang!、独Hammer、仏Hard Forceなどの各誌がこぞってこの"THE MAD CAPSULE MARKETS"(以下"MAD")の功績・魅力取り上げている。
たまに音楽評論家などが、"Rage against the machine"(以下"Rage")+"プロティジー"+"RED HOT CHILI PEPPERS"="MAD"と言われるが、音楽知識の浅い人達に"MAD"を説明するには早いのかも知れませんが、ファンにとてはこう言われるのがチョット「カッチーン」と来るところなのですが、下記の文章など読んでいただけるとそうじゃないと言う事が判っていただけると思います・・・
でもチョット"Rage"と同じ雰囲気は漂っている気がします(どないやねん!)
というもの、現在"MAD"は、パンク→パンク+コア→ハードコア→ハードコア+デジタルとアルバムを出す度にミクスチャーな進化を遂げて行き、ミクスチャーを極めれば同じ匂いをかもし出してしまう物なんだと思います。

さて、功績なのですが、英誌Kerrang「K-FEST」02年「GAME ON」03年、世界2大ヘヴィーロックフェスと言われるオジー・オズボーン主催のヘヴィーロックの大祭典「OZZFEST」02年へ出演(アジアでは初のアーティスト出演)、そのほかに海外アーティストとの共演、1997年には"Rage against the machine"初来日の時に競演も実現している。この時は東京公演のみ"MAD"で「東京だからいいや〜」と簡単な思いでこのライブに行かなかったことを今も凄く後悔しているおいら ToT
其のほかにもHELMET, FEAR FACTORY,SLIPKNOTのSID等との競演を実現し、日本に留まることなく世界のロック小僧・小娘を沸かせている。

それではいくつか"MAD"アルバムを最近ファンになった人たちを基準に「此処を押さえてりゃライブで盛り上がれます」と言う所を紹介します。

まずは6枚目のアルバム"4PLUGS" 大きくMADの進化を2期に分けると"ラウドパンクロック時代"の第1期と"デジタル嗜好ハードコアロック時代"の2期に分かれる。
その第一期の中でも最高のアルバム、此れまでの経験や歴史をこの1枚に集約された作品、全体的に重暑厚なサウンド切れの良いPAPにがなるKYONOのボーカルが冴える捨て曲なしの1枚。必ず押さえて欲しい楽曲は"神歌"。正に「MADの歴史此処にあり!」と言った名曲で、KYONOのRAPとMADのラウドパンクサウンドがギューッと詰まったチョット右翼チックな一曲で現在も、アンコールラストに使われる不朽の名作。
この後にBESTアルバムが発売され、此れ以降サンプラー(*1)・DAT(*2)・シーケンサ(*3)等をフル使用したデジタル嗜好の曲作りへと大きく変化します。

(*1)サンプラー:音声をプレイバックする装置。キーボードと連携し再生する音程(と速度)を変化させ、様々な音素材を楽器として演奏するような使い方と、1〜数小節単位の音楽的パターンをループさせて演奏する使い方が多い。
(*2)DAT( Digital Audio Tape)/ダット:サンプリング周波数48kHzのPCM方式を用いて音声をデジタル化して録音、再生するテープカセット。CD(サンプリング周波数44.1kHz)を超える高音質だが、その分高価なため、業務用の録音機器などで利用される。元々音楽用に開発されたが、これをコンピュータの記憶装置として応用したのがDDSである。
(*3)シーケンサ:英語で順序とか順番という意味だが、音楽にかかわっている人たちにとって、音楽をつくる機械またはパソコンのソフトウェアの事をいう。最近は、DTMという言葉も定着している。

7枚目のアルバム"DIGIDOGHEADLOCK"
アルバムのタイトル通り"Digital"デジタル嗜好を思索した試作的作品ながらなかなかの出来栄え、先行シングル"SYSTEMATIC. "では僕の脳みそをガッチリ"HEAD LOCK"されました。なんとも形容できない機会的な金属音が電子的ドラム音と共にループされるインスト、言葉にすると"スンタカタッ、スンタカタッ、スンタカタッ、"と延々と繰り返され、MADっぽい音色とフレーズが共鳴して行き、KYONOのがなり声が炸裂する!もう、このアルバムのとりこになってしまった僕でした。ロック小僧・小娘はもちろん、ロック音楽界にも衝撃を与えたアルバム、でもチット一般的には受け入れにくいのかも?

8枚目のアルバム"OSC-DIS"
そして、運命的な出会いとなった僕にとって大きな意味合いを持つアルバムです。と言うのも1曲目に"TRIBE"と言う曲があります。これは我がブランド名"neotribe"の根源・方針と成った曲です。tribeは「部族, 種族,連中等」の意味を持ち"neo"は「新しい,最近の」と言う意で、"new"と違って「ただ新しい」と言うだけでなく、過去(古いもの)と言う対峙する事柄があっての新しいと言う意味合いを持ちます。"neotribe"とは、つまり自分の歴史が有り、新たにファッションの流れを作りたいと言う強い思いから"neotribe"を設立いたしました。と僕の事はここまでにして話を元に戻します。
この"TRIBE"と言う曲がすんばらしく、静かにインベーダーゲームをしている様な電子音がループされ、心臓音のような「ドッ・ドッ・ドッ・」というドラムの音が挿入され、其れは丸で心臓の動脈から血を押し流すような力強さを感じさせ、KYONOの囁く様なRAPが始まりサビでは"Why don't you tribe!!!"と一気にシャウトしていくのです。すっごくカッコイイので聞いてみてください!と全体的にゴテゴテした前回のアルバム"DIGIDOGHEADLOCK"の余計な贅肉を削ぎ取りスリムになった感じのアルバムに仕上がっています。
其の他にも、キャッチーで聞き心地よい楽曲"PULSE"、ラウド感・シャウトが利いたデジロクの真髄を見せた"MIDI SURF"、某CM飲料でサッカーの中○選手のが出ていた"マ○チ"にも使われた、POPでメロディアスな"GOOD GIRL"を収録。現在もライブで演奏される事が多い楽曲を含んだアルバム。

そして、2004.3.31に11枚目になる"CiSTm K0nFLiqT..."をリリースこのアルバムは正に第2期の集大作ともいえる一品でMADファンにとって期待を上回る、初期MADを感じさせながらもデジロックの頂点を極め、洗練された作品に仕上がっている。
おそらく第2期最後と思われるこのアルバム、次はどんな衝撃を与え、どう進化していくのか楽しみです。

2004/04/22"neotribe"
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