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2003/05/19 元ガンズのメンバーによるバンド、新作映画に曲を提供
ヴォーカルがまだ決まっておらず、レーベルも決まってなければバンド名も決まっていないが、Guns N' Rosesの元メンバー3人による話題のバンドが夏に2曲をリリースする。
現在はthe Projectと呼ばれているこのバンドはSlash、Duff McKagan、Matt Sorumなど、元Gunsのメンバーによって作られた。4月にはStone
Temple PilotsのScott Weilandをヴォーカルとして、映画製作スタジオでライヴパフォーマンスを披露した。パフォーマンス後にいくつかの映画―その中には04年公開作品も含まれているが―に曲を提供してほしいとの依頼を受けた。そして近日公開となる「The
Italian Job」と「The Hulk」に曲を提供することが決定した。 69年にMichael Caineが主演した映画のリメイク版となる「The Italian
Job」では、Pink Floydの「Money」をカバーする。映画は、先月の段階ではまだ仮編集バージョンだったが、the ProjectはScott Weiland、Ziggy
Marley、そしてTeddy Andreadisが参加してレコーディングされた。Teddy Andreadisは『Use Your Illusion』ツアーでバックミュージシャンを務めていた。リードヴォーカルはScott
Weiland、そしてZiggy Marleyはセリフ部分で参加している。 「The Hulk」ではオリジナル曲「Set Me Free」を提供。こちらもScott
Weilandが参加。Slashは現在ギターのパートをレコーディング中。 MTV Newsが入手したデモテープを聴いたところ、the Projectの音楽性は幅広い。曲によっては『Appetite
for Destruction』に収録されていても不思議ではない。それはSlashのハードブルースなギターサウンドが健在だからだろう。その他にもthe Cultを彷彿とさせる、ダークでリズム&グルーヴが重視された曲調のトラックが含まれている。
これらの曲に比べると、「Set Me Free」は、メンバーが以前所属していたバンドのサウンドに似ていないという意味で、このグループのソングライティング能力を実感できる。ミックスされていないバージョンの「Set
Me Free」はリフが中心となったサウンドで、Weilandは唸りから高音のサビへと展開していく。 「ロックしている曲だぜ。」とMatt Sorum。 「アクション系のアップビートな曲。BPMは160ぐらいだね。ナイスな速さだと思うよ。」
しかし、バンドに近い情報筋によると、Weilandがライヴパフォーマンスでヴォーカルを務め、2曲に参加したからと言って、正式なヴォーカルに決定したわけではないということ。The
Projectは現在ヴォーカルオーディションを行っている。その間にも映画に曲を提供して、バンド名やレーベル、ヴォーカルを決めるための時間や知名度を稼いでいく。
「Scottはバンドのメンバーではない。」とSlashのスポークスパーソンArlett Vereeckeは語った。 「ライヴパフォーマンスはメンバーが再びスタジオでレコーディングできるように、マネージメントがセッティングしたこと。ヴォーカリストがいなくても何かレコーディングできる状態を作りたかった。」
「かなりイイ線いってると思うよ。」とDuff McKagan。 「ピッタリのヴォーカリストの出現を待っていたんだけど、今の段階では、この編成が一番いいと思う。Scottと曲を作ることは、バンドがプラス方向に進んでいるサインだね。」
Weilandがバンドのヴォーカルとして契約しているという話も流れている中、バンドに近い情報筋によると、契約は成立していないとのこと。そして薬物依存などの症状から更生しない限り、フロントマンとして正式に迎えることはできないとしている。バンドにとっての大きな悩みの1つだ。
「Italian Job」はthe Project名義で掲載されるが、正式なバンド名は検討中だとSlashのスポークスパーソンが明らかにした。バンドメンバーは16日にミーティングを開き、「The
Hulk」では何というグループ名で掲載されるべきか決定するとのこと。グループの提供曲はサントラには収録されない。 「Italian Job」は5月30日、「The
Hulk」は6月20日に全米で公開となる。
Jennifer Vineyard, with additional reporting by Iann Robinson, MTV News
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