2003/07/10 メタリカ、リンプ、リンキンらが、大盛り上がり!
【ミシガン州ポンティアック】Deftones のシンガーChino Moreno のバッシングに耐えたMetallica は、7月4日、ポンティアックのシルバードームに集まった36,000人の観客の前で、独立記念日のセットをバックに90分のコンサートを行った。バンドが真の「ロックンロールの救世主」であることをまざまざと見せ付けたのである。
Metallicaのパフォーマンスの前には、Deftonesのライブが行われたが、Morenoでさえも、「次はMetallicaのステージだ。みんな心の準備はできているか?やつらがステージに上がった瞬間に、お祭り騒ぎになるぜ!」と、良いものは良いと認めざるを得なかった。
そして、その通りになった。
Metallica は、独立記念日を祝うために花火をドームの中に持ち込み、会場は文字通り火がついたような盛り上がりを見せた。この日はLimp Bizkit、Linkin
Park、そしてMudvayneもフィーチャーした、Summer Sanitarium ツアーの初日だった。
オープニングナンバー「Battery」が十分ファンを充電した後、リードシンガーのJames Hetfield(写真)は「準備はいいか?」と観客に向かって叫んだ。今回のセットリストはブラック・アルバム以前のトラックが多かったが、ニューアルバム『St.
Anger』の曲調が、その頃のものと似ているからかもしれない。ステージでは、少なくとも2曲の新曲、「St. Anger」と「Frantic」、それに「Fuel」や「Master
of Puppets」、そして初期の頃のヒットナンバーを披露した。
ステージ上には心地よい緊迫感があった。広いステージの端から端まで動き回り、Kirk Hammett が激しいギターソロをプレイ。Hetfieldは観客と共に「Sad
But True」を歌い、その後、ステージ上の炎が再燃した。Hetfieldがメタルのチアリーダーのようにドームを盛り上げ、「Fuel」がその晩のベストパフォーマンスだった。「俺の後に続け、M」と笑いながらHetfieldは叫んだ。「次はE、T。Fuel(燃料)をくれ、Fire(炎)をくれ、俺が望むものをくれ!」
新ベーシストのRobert Trujilloも、まるでずっと前からMetallicaのメンバーであったかのようだった。彼が野獣のようにステージを動き回ると、観客は叫び声を上げた。
「デトロイトに戻ってこられて本当にうれしいぜ!」とHetfield。「独立記念日の7月4日にこの地にいて、お前らのようなメタル・フリークたちのためにステージに上がることができて、最高の気分だ。アメリカに神の恵みあれ。」さらに、「Harvester
of Sorrow」を演奏し、「つらい時期も、まさに今のような最高の時も、俺たちのファンでいてくれた人へ」捧げると付け加えた。
ステージの大型スクリーンでは、バンドメンバーの表情のアップを映し出す代わりに、楽器を演奏する指の動きやメンバーの刺青のアップを映し出した。
Limp BizkitもMetallicaと共にツアーのヘッドライナーを務めている。ヴォーカルのFred Durstはバックステージから、「会場の皆さん、ご紹介いたします。我々は…言わなくても誰だかわかってるだろ!」とアナウンス。緑の野球帽をかぶり、黒いシャツにカーキのパンツを合わせたDurstは、その後カーテンの後ろから現れると、「もはや、これは独立記念日(Independence
Day)ではない。Limp Bizkitの日(Limpdependence Day)だ!全てをみせてやろう。全てが始まったデトロイトのステートシアターを思い出そうぜ。」と叫び、「My
Generation」のイントロのキューを出した。
モッシュ・ピットもあり、セキュリティーガードも大忙しだった。「My Generation」では多くのファンが頭を振り回し、こぶしを振り上げた。続いてDurstはデトロイトに感謝し、以前噂のあったポップシンガーを批判し、Britney
Spearsに対して一言物申してから、奇妙なコメントを添えて「Break Stuff」を彼女に捧げた。この曲の間には、Ted Nugentの物まねを披露したり、小道具のニセモノの銃を観客に向かって撃ったりした。それに対し、ファンはRed
Wingsのジャージを振って答えた。
会場の後ろの方にいるファンがよく見えなかったのか、Durstはメインフロアにも飛び降り、Whoの「Behind Blue Eyes」のカヴァーなど、数曲を披露した。また、「2003年秋のニューアルバム」としてスクリーンで宣伝された次のアルバムからも数曲を披露。
しかしDurstは、その晩の主役が自分たちだけでないことも十分わかっていたようで、「俺らは今夜、メタルのキング、Metallicaのために集結したんだ。」と叫んだ。そして敬意を示すかのように、Metallicaの「Sanitarium」をカヴァー。これは、Metallica自身もステージでプレイしていた。
Linkin Parkの MC、Mike Shinodaと、最近病気から復活したシンガーChester Benningtonは、それぞれ黒と白のシャツを身にまとい、西部劇の無法者のようにヴォーカル対決した。
『Meteora』からの「Figure.09」と「Faint」をプレイした後、Shinodaはファンに対して感謝の気持ちを表現。「こいつらは最高だな、パートナー。」とBennington
に向かって言った。
「まぁまぁじゃないか。」とプラチナブロンドのシンガーは答えた。Bennington はステージを端から端まで何度も走り回り、病気の面影をまったく見せなかった。
最新アルバム『The End of All Things to Come』が、先週末ゴールドディスクとなったMudvayneは、「Internal Primates
Forever」でショーをキックオフ。リードシンガーChad Grayは、「まだアルバムを持っていないファンは、CDのコピーでもMP3でも構わないから、早く『The
End of All Things to Come』を手に入れてくれてくれ」と宣伝。
MTV News
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